2012年6月9日土曜日

自走式とエアタービン

自走式掃除機、エアタービン掃除機のお話です。

自走式とは
自走式掃除機とは、床ブラシが自動で回る掃除機のことです。
床ブラシに小さいモーターを搭載しており、掃除機によっては、推進力、吸引力をUPさせます。

自走式掃除機の特徴は、なんといっても掃除が、楽! ということでしょう。
取っ手を持っているだけで、かるーく進んでいきます。(ダイソンは、進みません。)

現行の機種になると、ブラシ事態が進化していて、拭き掃除もそのままやってくれる、という謳い文句になっています。


個人的には、自走式の紙パック掃除機が最高です。

自走式床ブラシ↓




エアタービンとは
エアタービン掃除機とは、ブラシが、掃除機自体の吸い込む空気の力で回る掃除機のことです。
回転を生み出して、ゴミを吸い込む力をUPさせる点は、自走式と変わりませんが、
やはり、独自にモーターを搭載している自走式の床ブラシに比べるとパワーは劣ります。

また、エアタービンブラシの場合は、ぴたりと床につけていないと回転しない。
絨毯だと回転しずらい、サイクロン掃除機、いわゆるフィルター掃除機だとフィルターが詰まったときに吸引力が低下し、ブラシが回らなくなるということが発生します。

エアタービンすらついていない安い掃除機に比べたらましだろう、という程度にお考え下さい。

エアタービンブラシ↓



自走式とエアタービンの長所短所

自走式の長所
床ブラシ自体に推進力があるので、持っているだけで軽く進んでいく。女性向け。
床ブラシ自体にモーター搭載なので、勝手に回るし、ゴミ吸い込み力UP。
ブラシの種類によっては、から拭き掃除もしてくれる。

自走式の短所
床ブラシそのものは重い。
床ブラシ部に搭載されているモーターや基盤が壊れたら、ただの吸い込みが悪い重い掃除機。
修理もコストがかかる。
床ブラシ単体の値段が高い。

エアタービンの長所
回転がいい時は、よく吸い込む。
床ブラシ自体が軽い。
床ブラシ自体が安い。
メンテナンスが楽。
床ブラシ単体で考えると、壊れる心配がほぼない。

エアタービンの短所
フィルターが詰まると、全然回転しないし、ゴミを吸い込まない。
ブラシがゆがんでしまうと、吸い込みよくても回転しない
うるさい
床に密着していないと回転しない


という感じですが、人によっては、
エアタービンが良いという人もいるでしょう。

自走式というだけで、値段があがります。

個人的な結論ですが、自走式の掃除機を買うお金がある人は、断然自走式でしょう。
エアタービンは妥協とお考えください。


このブログで紹介している機種↓
ECPX200ECPX120ECVX210ECVX200ECCT10

2012年6月4日月曜日

サイクロンと紙パックどっちがいいの?

これから掃除機を買おうと思っている方にアドバイスです。

今は、どこの量販店に行っても、サイクロン掃除機がメインです。

では、サイクロン掃除機と紙パック掃除機、どっちがいいのよ?についてお話したいと思います。


サイクロン掃除機の長所と短所

長所
紙パックのような消耗品を買う必要がない
ゴミの取れ高が一目瞭然
静音性がすぐれている機種が多い
吸い込みが良い

短所
お手入れが大変
フィルターの消耗品代が高い
うるさい場合がある
高い
壊れたときのショックが大きい
メンテナンスが面倒


紙パック掃除機の長所と短所

長所
ゴミがたまったら、紙パックを取り替えるだけ
吸い込みが強い(良いではない)
安い
壊れたときのあきらめがしやすい
ほとんどメンテナンスがいらない
構造が単純なので壊れにくい

短所
紙パックの消耗品が頻繁に必要
音が大きく排気もきたない
機種が限られる
ハイグレード機種が少ない

といった具合です。


個人的な見解では、紙パック掃除機がおすすめです。

現行の紙パック式上位機種の例をあげると、三菱の風神だとか、スエーデン製のエルゴスリーなどあります。


なぜ、紙パック式がいいの?ということになりますが、

圧倒的にお手入れの頻度と面倒くさくないに限ります。


ゴミがどれだけとれたか分かったほうがいい
きれい好きだしお手入れが面倒じゃない
紙パックの取替えが不衛生だしいちいち面倒
という方はサイクロンがいいと思います。

また、消耗品についても注意が必要です。

サイクロン掃除機には消耗品がないと思っている方もいらっしゃいますが、
サイクロン掃除機にも消耗品はあります。

紙パック式掃除機は、ご存知のとおり、消耗品は紙パックです。
ゴミが溜まると、すぐに交換が必要ですが、紙パックは純正品といえども、
数百円程度でしょう。安価です。

それに比べて、サイクロン掃除機は、消耗品代が、非常に高いです。
実は、ほぼすべてのサイクロン掃除機に搭載されているHEPAフィルターは消耗品です。
数ヶ月、数年は交換が必要ないですが、使い方によっては交換必要になってきます。
このHEPAフィルターが非常に高いのです。


ゴミがたまると吸引力が落ちるという点では、
サイクロンも紙パックも同じですが、
圧倒的にメンテナンスによるリカバリーの早さが違うので、
私は紙パック式が使いやすい
という見解です。


このブログで紹介している機種↓
ECPX200ECPX120ECVX210ECVX200ECCT10