掃除機のしくみは簡単です。
掃除機はモーターがすべてです。
モーターと羽が一体型となっており、回転を生み出すコイルと、吸い込む力を生み出す羽が一体型となって、「吸う」という力を生み出しています。
モーターこそが掃除機の心臓部であり、掃除機という機能のすべてです。
掃除機の種類については、後述しますが、モーターが駆動して、「吸う」ということに関しては、すべての掃除機に当てはまります。
逆に言うと、モーターのついていない掃除機は存在しません。
○掃除機の構成
掃除機をパーツ別に分けると、「本体」 「サクションホース」 「延長管」 「床ブラシ」 の4つからなります。
「本体」・・・文字通り本体です。本体は、コード、モーター、ダストカップ(紙パック)から構成されます。
「サクションホース」・・・ジャバラのホースです。大体の掃除機にホース部分にスイッチがついています。
「延長管」・・・単純に床ブラシとホースをつなぐ部分です。伸縮するのが特徴で、ズームパイプとも言ったりします。
「床ブラシ」・・・床との設置面です。ノズルとも言ったりします。ブラシが自動で回るタイプを自走式、空気で回るタイプをタービン式と言ったりします。
○掃除機の種類
現行の各メーカー発売状況では、一般的に
①紙パック式掃除機
②フィルター式掃除機
③サイクロン式掃除機
となっています。
私は、この種類分けに異論がありますが、一般的な種類分けとしては、この3つです。
掃除機の種類
○掃除機の仕事
掃除機の仕事についてです。
掃除機の仕事は、ずばりゴミを吸い込むことです。
吸い込む力が強ければ強いほど、優秀と言えるでしょう。
では、単純に吸い込む力が強ければいいのか? というと、そうではありません。
音であったり、付属品であったり、デザイン、大きさ、使いやすさであったりと、人によって重視するポイントは違うと思います。
そんな掃除機の仕事について、当ブログでは提唱して行きたいと思います。
○掃除機の性能
先ほど、掃除機の仕事については言いましたが、簡単な掃除機の性能の見方です。
まず、大体の掃除機は、「吸込仕事率」を公表しています。
この「吸込仕事率」が簡単に言ってしまえば掃除機の性能です。
「吸込仕事率」の数値が高いほど吸込む力が強いといえますが、ただ、気をつけていただきたいのが、「吸込仕事率」が低いから性能が悪いということではありません。
分かりやすく説明すると、一般的に
紙パック式 → 約600W
サイクロン式(フィルターあり) → 約450W
サイクロン式(フィルターなし) → 約200W
吸込仕事率のお話
このブログは家庭用掃除機の説明をしていることを申し添えます。
このブログで紹介している機種↓
ECPX200、ECPX120、ECVX210、ECVX200、ECCT10
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