2012年5月27日日曜日

掃除機の種類

今回は、掃除機の種類について紹介します。
一般的な掃除機の種類と、私の掃除機の種類の解釈は違いますので、そのことを申し添えます。

○紙パック式掃除機
昔からあるメジャーなタイプです。
紙パックにゴミを集積し、紙パックを交換するだけで簡単に吸い取ったゴミを捨てることができます。
最近は、紙パック式掃除機の進化も著しく、一昔前とは目を見張るものがあります。
掃除機は、モーターの吸込む力が漏れないように設計されています。
簡単に説明すると、モーターによって、紙パックを設置する空間全体を吸っています。
床ブラシ、延長管、サクションホースを通ってきたゴミが、紙パックで止まるようになっており、紙パック自体には、ゴミが通らないような小さな穴が開いています。
吸う力は掃除機の性能ですが、何ミクロンの埃が通らないかは紙パックの性能です。
紙パックを設置する空間が汚れるのは、紙パックでも止まりきらない埃が通過するためです。
紙パックにゴミが溜まってくると、掃除機の吸い込む力が弱まるのはそのためです。
サイクロンと紙パックどっちがいいの?

○フィルター式掃除機
紙パック式からの進化系?です。
紙パックの代わりに網目やウレタンのフィルターがついています。
一般的にフィルター式は、紙パックの代わりに、モータとゴミが溜まるカップの間にフィルターがついており、そのフィルタによってゴミが止まり、カップにゴミが溜まる、というしくみとなっています。
紙パック式に比べると、紙パックという消耗品は要りませんが、フィルターを掃除しなければいけないという手間がかかります。
私の持論ですが、 一般的に各メーカーがサイクロン式と謳っている掃除機のほとんどは、 フィルター式掃除機である、と考えています。
なぜなら、サイクロン式掃除機と言っても、そのほとんどにフィルターがついており、HEPAフィルターという高性能なフィルターというだけで、フィルターで埃を止め、ダストカップ内にゴミを集積する、という基本的な機能は同じです。
現在、サイクロン式といえるのは、ダイソンの掃除機と東芝の上級モデルくらいでしょう。
フィルターのお話

○サイクロン式掃除機
一般的に、サイクロン掃除機と言えば、ダストカップ内にて、ゴミを遠心力で小さい埃と大きい埃に分離、蓄積圧縮する掃除機のことです。
しかし、私が考える本当のサイクロンは、フィルターの存在しない掃除機です。
先ほども言ったように、一般的なサイクロン掃除機は、ゴミを回転させているだけで、フィルターでゴミを止めるという基本的な構造は変わりません。
ダイソン掃除機以外に国産でサイクロンと呼べるのシャープ製だけだと言いますが、シャープ製の掃除機でさえ、フィルターなしの掃除はありません。
現在、フィルターの存在しない掃除機は、ダイソンと東芝の上位機種VC-SG711(SG611)くらいです。
前述の2機種がサイクロンと呼べるのは、フィルターでゴミを止めるわけではなく、しっかりと遠心力によりゴミを分離しダストカップにゴミを蓄積している点にあります。
実際のところは、東芝のVC-SG711にもHEPAフィルターはついていますが、そのフィルターにてゴミを止め、集積しているわけではない点で他の掃除機とは違います。
現実に、ほとんどの掃除機が吸込仕事率が450W前後なのに対し、ダイソン製と東芝の上位機種は200W前後ということが、本当のサイクロン式掃除機であることを表しています。
サイクロン掃除機の真実

○紙パック式掃除機と他の掃除機の違い
紙パックと私の考えるフィルター式掃除機との最大の違いは、ずばりメンテナンスです。
紙パックは、パックにゴミが溜まったら取り替えるだけなのに対し、フィルター式は、自分でカップに溜まったゴミを捨て、場合によってはフィルターを洗わなければなりません。
一般的なサイクロンと呼ばれる掃除機も手間がかかり、ダイソンといえども、手間がかかることには変わりません。
サイクロンと紙パックどっちがいいの?

○いろいろな掃除機
横型掃除機・・・一般に見慣れている、ここで紹介している掃除機は、横型掃除機です。床移動型、キャニスター型ともいいます。
縦型掃除機・・・立った状態のまま保管して起動使用できる掃除機、ほうき型、アップライト型、スティック型ともいいます。
ロボット掃除機・・・現行家庭用では、丸く、床を掃除しながら自動で移動する掃除機です。自動自立型ともいいます。
詳しい解説は「横型掃除機と縦型掃除機」「ロボット掃除機」でしています。


このブログで紹介している機種↓
ECPX200ECPX120ECVX210ECVX200ECCT10

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