2012年5月29日火曜日

吸込仕事率のお話



なぜ紙パック式が吸込仕事率600Wでサイクロン式が450Wなのか?

吸込仕事率が大きいほど、確かに吸込む力は強いです。

しかし、いくら掃除機といえど、強ければいいというものではなく、バランスが大事です。
紙パックは、フィルターとしての性能は低く、強い力で吸込まないと、ゴミを吸い取るほどの力は生まれません。

サイクロン式はというと、一昔前は、ただのフィルターでしたが、現在は、HEPAフィルターという高性能なフィルターになっており、それほど出力の高いモーターでなくとも、十分な力が生まれるようになりました。

そのため、ダイソン製の掃除機はフィルターがついていないこともあり、吸込仕事率が約200W程度なのですが、数字に惑わされるお客さんがいることを懸念してか、ダイソンは吸込仕事率を公表していません。

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